
子どもが小学生になると、習い事をどうするか悩む保護者の方は多いのではないでしょうか。「何か習わせたいけど、どんな習い事がいいのか分からない」「学校の勉強に役立つものがいいのか、それとも将来のために役立つスキルを身につけるべきか」――そうした悩みを抱えるのは、ごく自然なことです。習い事は、ただ技術を学ぶだけでなく、子どもの成長に大きな影響を与える重要な要素です。
習い事を選ぶ際には、「楽しいこと」が大前提ですが、長い目で見たときに「どんな力を身につけられるか」も意識することが大切です。特に今、注目されているのが「非認知能力」の育成。学力だけではなく、社会で生きていく力を養うことが求められる時代になりました。今回は、小学生に人気の習い事を紹介しつつ、エデュパークでの取り組みや、非認知能力の大切さについて詳しく解説します。
小学生に人気な習い事
小学生の習い事にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると「学習系」「スポーツ系」「芸術系」の3つに分類できます。それぞれの分野にメリットがあり、子どもの個性や興味に合わせた選択が重要です。
【学習系】
学習塾やそろばん、英会話など、学校の勉強に直結するものが含まれます。特に、英会話はグローバル化が進む中で人気が高まっています。また、速読やプログラミングといった、新しい学習スタイルも注目されています。
【スポーツ系】
サッカー、野球、体操、水泳など、体を動かす習い事も根強い人気があります。特に、運動神経が発達するプレゴールデンエイジ(3~8歳)とゴールデンエイジ(9~12歳)では、スポーツを通じて基礎運動能力を高めることが重要とされています。
【芸術系】
ピアノやバイオリン、絵画、書道など、表現力を養う習い事も人気です。音楽や美術は、創造力や集中力を高める効果があるため、学習能力の向上にもつながります。
エデュパークでの習い事
エデュパークでは、学習系・スポーツ系・芸術系の要素をバランスよく取り入れた、総合的な教育プログラムを提供しています。それぞれのコースでは、楽しみながら学び、子どもの可能性を広げることを大切にしています。
★理科実験教室
「なぜ?どうして?」という好奇心を大切にしながら、実験を通じて理科の面白さを学びます。五感を使って学ぶことで、知識が定着しやすく、探究心を育むことができます。
★速読解力教室(TERRACE)
速読だけでなく、読解力・思考力・表現力を総合的に育てる教室です。ゲーム感覚で楽しく学ぶことができ、国語だけでなく他の教科の成績向上にもつながります。
★思考力教室
「考える力」を楽しく育てる教室です。パズルや論理クイズを通じて、問題解決能力や論理的思考力を養います。学ぶ楽しさを実感しながら、自然と思考力が身につく環境を提供します。
★算数教室
単なる計算練習ではなく、文章題や応用問題にも強くなるカリキュラムを採用しています。算数が苦手な子でも、遊び感覚で取り組むことで自然と得意になれる仕組みになっています。
★国語教室
読解力や語彙力を伸ばし、文章を正しく理解する力を育みます。物語の要点をつかむ練習や、表現力を高めるトレーニングを通じて、国語の基礎をしっかり身につけられます。
★忍者ナイン(スポーツ教室)
科学的トレーニングに基づいたスポーツ教室で、運動能力の向上はもちろん、リーダーシップや協調性も身につけられます。チーム対抗戦などのプログラムを通じて、社会性やコミュニケーション能力も育みます。

習い事に通う目的とは
習い事に通う目的は人それぞれですが、大きく分けると次のような目的が考えられます。まず、「学力向上」を目的とする場合、学校の授業を補完したり、受験対策をしたりするために学習系の習い事を選ぶことが多いでしょう。一方で、「運動能力の向上」を目指し、スポーツ系の習い事に通わせる保護者も少なくありません。さらに、「自己表現の場としての活用」も重要で、芸術系の習い事では創造力や感受性が育まれます。しかし、近年ではそれらに加え、「非認知能力の向上」を目的とする習い事も注目されています。忍耐力や協調性、思考力など、テストの点数では測れない力を伸ばすことで、子どもが将来社会で活躍できる土台を作ることができます。
「学力向上」:学校の勉強をサポートし、成績を上げるため。
「運動能力向上」:スポーツを楽しみながら、健康な体をつくるため。
「将来のスキル習得」:英語やプログラミングなど、将来役立つスキルを身につけるため。
「非認知能力の向上」:やり抜く力や自制心、協調性など、社会で生きていく力を養うため。
私たちエデュパークが特に大切にしているのは、最後の「非認知能力の向上」です。
非認知能力とは
非認知能力とは、テストの点数などで数値化できない「生きる力」のことを指します。具体的には、
・やり抜く力(GRIT)
・好奇心と探究心
・自己制御力
・協調性やリーダーシップ
・創造力
といった能力が含まれます。近年の研究では、学力(認知能力)だけではなく、非認知能力が高い子どもほど将来的に成功する可能性が高いことが示されています。

楽しくも非認知能力を意識して
習い事は、子どもたちが楽しみながら学ぶ場であることが何よりも大切です。しかし、ただ楽しいだけではなく、その中で「どんな力を育てるか」を意識することで、習い事の価値はさらに高まります。特に、小学生の時期は、好奇心が旺盛で新しいことに挑戦しやすい時期です。この時期に、非認知能力を意識した学びを取り入れることで、「やり抜く力」「挑戦する心」「協調性」「自己制御力」などが自然と育まれます。
エデュパークでは、遊びながら学ぶことを大切にし、子どもたちが主体的に考え、試行錯誤しながら成長できるプログラムを提供しています。例えば、理科実験教室では、試行錯誤しながら結果を導き出す経験を積むことで、探究心や創造力が養われます。また、忍者ナインのようなスポーツプログラムでは、チームワークやリーダーシップを学びながら、仲間とともに目標に向かって努力する経験を重ねることができます。
「楽しい!」と感じながら取り組むことで、学びへの意欲は高まり、継続しやすくなります。そして、その過程で非認知能力が育まれることで、子どもたちは将来さまざまな場面で自分の力を発揮できるようになります。エデュパークでは、この「楽しさ」と「成長」の両方を大切にしながら、子どもたちが主体的に学べる環境を整えています。